更年期 頭痛

更年期と頭痛

更年期の頭痛と改善法

更年期の症状には、さまざまな症状が複合的に出現するケースが多々あります。
その中で、複合的に出現しやすいのが頭痛です。

 

更年期の頭痛

ホルモンバランスの乱れにより、自律神経がおかしくなっての頭痛というのもありますが、筋肉の緊張からの肩凝りや首こりから頭痛を引き起こす場合もあります。

 

更年期に関係なく、肩こりや目の疲れがひどい人は、頭痛もちだったりしますよね。
目と肩や首、腰などのコリと、頭痛は非常に密接な関係にあると言えるのでしょう。

 

更年期のホットフラッシュ症状により、頭がボーッとのぼせて、クラクラとめまいがして、頭痛がするというケースもあります。

 

頭にも熱がまわってきての、のぼせ的な頭痛ということになりますね。

 

睡眠障害(睡眠不足)からの頭重感(頭が重い)や頭痛もありますし、精神的な症状からの鬱々とした状態での頭痛というのもあります。
とにかく、さまざまな更年期症状が原因となって引き起こされる頭痛ということになります。

 

個人差もあり、人それぞれの症状なのですが、脳などの検査をしても異常は見られない「片頭痛」や「緊張型頭痛」が多いようです。

 

肩こりや首こり、ストレスに目の疲れ(眼精疲労)などで、「緊張型頭痛」は起こりやすいのです。
頭全体がギリギリと締め付けられるような痛みが緊張型頭痛の特徴です。

 

身体のアチコチの筋肉が凝り固まったために発生する頭痛ということになりますので、コリを緩和することが改善のカギとなります。

 

長時間の同じ姿勢をとることや、目の酷使したりすることは避けて、ときおり軽い体操やストレッチをするなどでして緩和しましょう。

 

肩や首をまわしたり、目を休ませたり、遠くを眺めたり、集中している視点を動かして目の周囲の筋肉を動かすことも効果的です。

 

眼精疲労は目の疲れや老眼などで悪化しますので、年齢的にも眼科で視力検査を受けて、自分に合ったメガネを作るのも良いでしょう。

 

更年期と片頭痛

 

ズキンズキンと頭の片方だけに痛みがひびく様な「片頭痛」は、眩しい光や強い音に反応して発生することもあり、吐き気までともなうケースもあります。

 

吐き気を伴う頭痛となると、かなり症状としては辛いものと言えるでしょう。

 

原因は明らかではありませんが、神経伝達物質であるセロトニン分泌が減ることによって、血流が悪くなり痛みを発生させる物質が滞るためとも言われています。

 

片頭痛が発生したら、明るい場所よりも暗めの場所で、静かな刺激の少ない状態で、ゆっくり神経を休めてみてください。

 

片頭痛の鎮痛にはトリプタン製剤というスマトリプタン配合の頭痛薬が最も効果的で、お薬のため処方してもらうか個人輸入で通販できます。

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どちらの頭痛も、身体を冷やさないように心がけて生活することも大切です。
頭痛や頭重感には、ビタミンEやカプサイシンなどが有効に働くとも言われています。

 

一時的な更年期時期だけとはいえ、頭痛を我慢するほど辛いことはありません。
とにかく無理はしないように暮していただきたいのです。

 

痛みに耐える必要なんてまったくありませんが、鎮痛剤だけに頼るのもどうなのでしょうか。

 

他の更年期症状と複合的に発生する場合が多いわけですから、頭痛対策だけでなく、根本的な治療が改善の近道と言えるのかもしれませんね。

 

辛い日々から解放されるためにも、更年期外来のドアを叩く勇気も必要になるてじょう。

 

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