更年期 耳鳴り

更年期と耳鳴り

更年期と耳鳴りの関係

更年期の時期(40-50代)には、めまいと共に耳鳴りを訴える女性も少なくありません。

 

更年期の耳鳴り

女性ホルモンの低下とともに、自律神経の乱れから発症するケースが多いのですが、加齢による身体的な変化、つまり感覚器官の老化も影響します。

 

どうしても、若い頃とは違って感覚器官(耳の中の三半規管など)が過敏になったり、鈍くなったり、不調になるためです。

 

ふわふわした感覚の浮動性のめまいが、更年期には多いのですが、天井がグルグルして吐き気がする回転性のめまいの場合もあります。

 

耳鳴りは、めまいほどに酷い症状では無く軽い場合が多いのですが、静かな場所では耳の中で「サーーーー」「キーーーン」というような、わずかな音が響いているという人もいます。

 

周辺で音がしている場合は、気づかない程度の耳鳴りではありますが、わずらわしいのは間違いありません。

 

神経質な人は、気になってイライラしてしまい、余計にストレスになって神経的に参ってしまう場合もあるのです。

 

耳鳴りへの対処法は?

 

耳鳴りやめまいが生じた時は、まずは安静にしてください。

 

無理に動いたりせず、その場にしゃがみこむなどして、ふらついて転んだりしないよう安全を確保しましょう。

 

できれば、横にな休息をとることをおすすめします。

 

他の更年期症状よりも、疲れやストレスなど、精神的な影響により引き起こされる場合が多いのが、耳鳴りです。

 

まずは、十分な睡眠が確保できるように心掛けて、心配事やストレスを貯めこまないようにしてください。

 

睡眠障害が改善され、質の良い眠りがとれるようになれば、めまいや耳鳴りもかなり改善されてきます。

 

更年期と不眠についてはこちら。

 

休日には、ゆっくり散歩などに出かけたり、郊外で森林浴などをするのも気分転換になり、リフレッシュできます。

 

自律神経のバランスを整えるには、副交感神経を優位にしてリラックスできるように、のんびり温泉なども良いでしょう。

 

副交感神経を優位に働かせれば、幸福感をもたらすハッピーホルモン「セロトニン」も分泌されやすい状態となります。

 

クヨクヨしがちな人は、特に気分転換をこころがけて、些細な事は気にしないように・・・開き直ることも大切です。

 

イライラせず、ゆったりとした気持ちで、穏やかな暮らしをおくれるようになれば、随分と違ってくるはずですよ。

 

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更年期の治療と薬物療法

 

ホルモン剤個人輸入更年期の場合は、さまざまな複合的な症状が出現してきますが、アチコチ受診して、大量の薬を服用したりするのは危険です。

 

睡眠薬、めまい防止の薬、降圧剤、向精神薬など、それぞれの相互作用によりトラブルもありえます。

 

ホルモンが減っていることが原因であれば、更年期外来にてホルモン補充療法で全て楽になる場合もあるのです。

 

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難聴や耳鳴りを伴うめまいの場合は、メニエール病の可能性もあります。

 

耳鼻科で特に大きな病気の可能性が無いと言われた場合は、めまいや耳鳴り用の薬だけを服用するのではなく、ホルモン量を検査してから、更年期の総合的な不調にトータルで対応することが大切です。


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