更年期とむくみについて
更年期の時期は、冷えやすい年代でもあり、元から冷え性人は更に悪化する場合が多いと言われています。
更に、冷えにともなう「むくみ」症状も、でやすい年代なのです。
ホルモンバランスの乱れから、自律神経のコントロール機能の崩れとなり、血管の拡張と収縮機能がおかしくなります。
そして血流バランスが乱れてしまい、ホットフラッシュのようなほてりやのぼせと共に、手足が冷える「冷えのぼせ」も生じてきます。
血流が悪くなり、リンパ液の流れも悪くなって、体液がスムーズに流れなくなり、結果として「むくみ」症状もでるのですね。
冷えの酷い人に、むくみが多いというのは、この血行不良からの結果なのです。
手足がむくみやすい理由
手や足など、身体の末端の血管が細くなっている部分の血流量が落ちるので、冷えるのも末端で、むくみやすいのも末端です。
特に、足の場合は身体の下に位置するというのもあり、立ち仕事などをしていると、重力の関係で下がった血液が心臓に戻りにくい、上がってきにくいというのもあります。
ふくらはぎあたりの筋肉が、血液を末端まで送り込んで、更には心臓まで戻す役割を担っています。
筋肉量が減ってしまい、ふくらはぎの筋肉ポンプの機能が落ちているケースも多いのです。
年齢と共に身体の筋肉量は減りますし、運動不足などとも関係もあり、熱を作りだす筋肉が減っていく、余計に筋肉ポンプも作用しずらくなっている。
その結果として、「冷え」と「むくみ」が生じてしまうのですね。
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むくみと利尿剤のラシックス
むくみは何も更年期に限らず、生理中やお酒を飲んだ翌日や朝は顔や脚などがむくみやすいですね。そんな時に便利なのが利尿剤で、有名なのがラシックス!
むくみの原因は余分な水分が溜まっていることで、沢山おしっこを出すことでむくみを大幅に解消でき、テレビに出る仕事の方々も愛用してるのがラシックスという利尿剤です。
服用後におしっこが沢山でるので、就寝前や乗り物に乗る前、トイレに行けないような場合は利尿剤の服用は避けましょう。
驚くほどむくみが解消した、と言う女性が多く、男性にはわからない悩みのむくみは利尿剤を利用するのも良いかもしれません。
むくみを改善する運動
下半身を鍛えることにより、筋肉量を増やして、筋肉ポンプを機能させることが、むくみ対策のポイントになります。
特に下半身には多くの筋肉がありますし、鍛えることにより下半身の血行が良くなり、むくみも解消しやすくなるのです。
運動時間がとれなくても、歩く事から始めてみてください。
散歩でも、ウォーキングでも、少しずつでも歩く習慣をつけてみると良いですね。
歩数計で日々カウントしてみたり、カロリー消費を計測するタイプのグッズで肥満防止というのもアリかもしれません。
半身浴でむくみ改善
じっくりと入浴で温まるのも、むくみ対策としては重要です。
半身浴で、身体の芯からポカポカと温め、湯船の中で足首を動かしたりして、血行を促進するのも良いでしょう。
足湯で、足先をじっくり温めたり、湯と水を用意して、足を温めたり冷やしたりと「温冷浴」で血行と血流をうながすのも効果的です。
血行が良くなれば、血流量もアップし、リンパや体液もスムーズに流れるようになります。
むくみ解消には、入浴タイムを積極的に活用してみてくださいね。
手や指先の冷えにも、手の「温冷水浴」はとても効果がありますよ。
足とともに、手もグーパーしたりして血行がよくなるように努力してみましょう。
入浴後の身体が温まっている時に、ストレッチしたり、手足のマッサージをするのも良いですね。
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